こんにちは、ayuです!
私は2023年4月に早稲田大学文学研究科の修士課程に進学しました。
昨年、実際に大学院入試を経験してみて思ったのが、「人文系大学院進学の体験談が少ない!!!」ということ。
巷では、文系は院進すると就職しづらい、というイメージも多い人文系大学院生……。
そのせいか進学する人がほとんどおらず、体験談も理系や心理系ばっかり……。
だからこそ、今後院進を考える人文系学部生の参考になる体験談を書き記しておくことにしました。
複数回に分けて、記事にしますが、今回は、大学院進学のきっかけについてお話ししたいと思います。
- 大学院進学に興味がある
- 大学院へ進学した体験談を読みたい
- 人文系大学院に進学したい
「大学院」への興味
大学院への漠然とした憧れ
私が大学院の存在を知ったのは、小学生の頃。
幼少期の私は、頭の良い人がこの世で一番かっこいい!と本気で思っていたので、「大学院」という高等教育機関に漠然とした憧れを抱きました。
大学院に行く人=賢い=かっこいいというのが当時の私の思考でした笑
今思えば単純すぎる
今思えば、これが大学院進学の一番最初のきっかけと言えます。
博士号を持った先生との出会い
ぼんやりと大学院への憧れを抱きつつ、進学した高校で、初めて大学院卒の人と出会いました。
それが生物担当の女性の先生。なんと東京大学大学院を出て、博士号を持つ先生でした。
授業も分かりやすく、知識が豊富で優しい先生でした。
聡明な先生に憧れを抱くとともに、私も先生みたいになりたい!大学院行きたい!と思うようになりました
専門も違いますし、大学院に行ったからといって、先生のようになれるわけではないのですが……
大学進学後…コロナ禍の大学生活
無事志望大学に進学し、大学生活が始まりました。
学部1年生の頃は大学院への憧れはありつつも、特に進路については深く考えていませんでした。
そして2年生になりコロナ禍が始まります。
将来への不安を抱いたコロナ禍:大学2年
授業は5月まで停止、コロナ禍で就活が厳しいといった情報を耳にするうちに、将来への不安を抱くようになりました。
そして、就活を始めることにしました。
いつ終わるか分からないコロナ禍から焦りが生まれ、低学年向けの1日インターンに参加しました。
また、SPIの勉強、自己分析を始めます。
就活への違和感:大学3年・夏
のんびり就活を進めていましたが、大学3年になり、夏インターンの情報が解禁されました。
企業説明会に参加したり、自己分析を進めたりしていくなかで、心の中に違和感が生まれ始めます。
このまま学部卒業後に企業就職して後悔は生まれないだろうか。元々は大学院への憧れもあったし……。
研究職に就くという道への憧れを捨ててまで、企業に就職する意味ってなんだろう?
自己分析をしてみて、自分が思っていた以上に、「就職」よりも「学問」への意欲が強いことが分かりました。
そして、さらに自己分析を進め、大学院の説明会に参加するなかで、
①研究職への興味
②将来、研究分野と関わる仕事がしたい
と思っていることに気づきました。
学部生では、「研究」の初歩すら知らない状態だと感じたので、修士課程に進み、研究職とはどのようなものか知ること、そして、研究分野と関わる仕事に就くために、修士課程に進学するのが自分には良い選択なのではないかと思いました。
コロナ禍の状況も少しずつ緩和されていったこともあり、大学院進学を心に決めた私は、就職活動を3年の夏に辞め、それ以降は大学院進学のための勉強を始めます
大学院進学するか迷ったらどうする?
これまでお話ししてきたのが、私の大学院進学のきっかけです。
この記事を読んでくださった方には、大学院進学をするか迷っている方もいるのではないでしょうか。
まだ低学年であれば、就活をしつつ、大学院について情報を集め、就職するのか進学するのか、じっくり考えることが大切だと思います。
そして、おすすめはやっぱり自己分析!
就活に役立ちますし、納得できる進路を決定するためにも必要だと思います。
これからも、進学する大学院をどのように決めたか、また大学院入試の勉強法についてブログを書くので、よろしければ見てください!