こんにちは!ayuです
2022年1月のFP3級試験を受験し、無事合格することができました。
今回は独学、そして1ヶ月でFP3級に一発合格した私の勉強法と使用した参考書について紹介します!
- FP3級を受験しようか迷っている
- FP3級に独学で合格したい!
- FP3級を受験するが、どのように勉強したらいいのか分からない
- FP3級合格のための参考書が知りたい!
FP3級とは
どんな試験?
日本FP協会のホームページによると、
ファイナンシャル・プランニング技能検定(以下FP技能検定)は、厚生労働大臣より職業能力開発促進法第47条1項の規定に基づき指定試験機関の指定を受けて日本FP協会が実施する国家検定です。
「FP技能検定とは|日本FP協会」[https://www.jafp.or.jp/exam/about/]2023年1月21日最終閲覧。
FP技能検定には、1級、2級、3級の等級があり、それぞれに学科試験と実技試験が設けられています。
学科試験と実技試験は同日に実施され、両方の試験を受検可能です。
日本FP協会の学科試験は2級、3級のみで1級の実施はなく、実技試験の科目は1級、2級、3級いずれも「資産設計提案業務」となっています。
学科試験と実技試験、両方に合格すると合格証書が発行され、等級ごとに「ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗ることができます。
と書かれています。
社会保険や資産運用など、主に「お金」について勉強するため、保険会社や銀行など金融系企業で働く際や、自身のライフプランニングにも役に立つ資格です。
また、学科試験と実技試験がありますが、どちらも○×式問題、または選択問題です。
そして、学科試験、実技試験の両方に合格することで、FP3級を取得できます。
実施機関によって問題が異なる!
実はFP技能検定は、「金財」「日本FP協会」という2つの実施機関があり、実技試験の内容が異なります。
例えば、FP3級の場合、金財では「個人資産相談業務」または「保険顧客資産相談業務」、日本FP協会では「資産設計提案業務」といった感じです。
そのため、合格率も異なります。
実際に問題を見てみて、自分に合った形式のものを選ぶことがオススメです
金財 | 日本FP協会 | |
2022年1月 | 学科62.52%/実技45.98% | 学科87.01%/実技90.75% |
2022年5月 | 学科49.03%/実技52.22% | 学科83.37%/実技90.33% |
2022年9月 | 学科43.41%/実技49.46% | 学科80.78%/実技84.44% |
ちなみに私は、日本FP協会実施の試験に申し込みをしましたが、申込後に実施機関が2つあることを知り、とても焦りました(笑)
私のようにならないように、しっかり実施機関を確認してから、申し込みしてください(笑)
どんなことを勉強するの?
試験内容は「ライフプランニングと資金計画」「リスクマネジメント」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」という6つがあります。
簡単に説明すると、社会保険や生命保険、投資信託や不動産投資、さらには所得税・相続税など、お金に関する法令や制度などについて学びます。
FP3級の内容を勉強することで、生きていくために必要な「お金」の知識を身につけることができたなと感じています。
私の場合、この機会が無ければ、社会保障など何も知らないまま社会に出ていたかと思うと恐ろしいです。
実際に使用した参考書はこれ!
私が使用した参考書は
・滝澤ななみ『2021-2022年版 みんなが欲しかった! FPの教科書 3級』TAC出版。
・滝澤ななみ『2021-2022年版 みんなが欲しかった! FPの問題集 3級』TAC出版。
・TAC株式会社(FP講座) 編著『2023年1月試験をあてる TAC直前予想模試 FP技能士3級』TAC出版。
です。
そのほかにも、問題演習のために、「FP3級 過去問道場」[https://fp3-siken.com/kakomon.php]を利用していました。
過去問道場は問題量が豊富かつスマホで使用することができるので、かなり便利でした!
問題集を買わずに、過去問道場を利用するだけでも、合格することは可能だと思います。
今回使用した参考書は、ネットでの評価を確認した上で、書店で実際に手に取り、自分に合うものを選びました。
私が上記の参考書を選んだのは
①Instagramで使用している人をよく見かけた
②図での説明が多い
③速習のためのものよりも、基礎からしっかり学べるものが欲しかった
という理由からです。
私はFP3級で学ぶ内容について、ほとんど知識がない状態だったので、基礎から学べる、解説がしっかりしたものを選びました。
「勉強時間があまり確保できない」といった場合は速習用のテキストが情報はまとまっていて、いいかもしれません。
また、直前予想模試での予想問題が実際に試験に出題されたので、
実際の試験問題を体感するためにも、直前予想模試の購入はオススメです!
どうやって勉強した?
勉強スケジュール
私が本腰を入れて、FP3級の勉強を始めたのは、大学が冬休みに入ったクリスマス頃でした。
12月の初めに参考書を購入したものの、パラパラと読む程度で、さすがにヤバイ!と勉強に本腰を入れ始めたのがクリスマス頃でした。
もう少し早く始めれば、楽だっただろうな……。
12月後半〜1月10日頃:インプット重視期
FPの教科書と問題集を行き来。
使用していた参考書は、学習内容がいくつかのセクションに分けられていたため、
「1つのセクションを読み、読み終わったら問題集を解き、間違えた問題や解答に迷いがあった問題を復習する」
ということを繰り返していました。
そして、その繰り返しの中で、どうしても覚えられない部分は書き出して、まとめを作っていました。
初めて知ることばかりだったので、ひたすらインプットして、問題集を見て出題されやすい部分を把握することを大切にしていました
1月10日〜20日頃:アウトプット重視期
参考書、問題集を一通り終わらせたので、
①問題集の間違いが多かった分野の問題を解き、復習
②「FP3級 過去問道場」でランダムに問題解き、復習
の2つをやっていました。
問題集はセクションごとに問題が分かれており、そこから答えを推測できることもあるので、ランダムで問題を解く練習も必要です◎
「FP3級 過去問道場」はスマホでもやることができるので、バイトの行き帰りなど電車の中でやっていました。
1月21日〜試験前日:ひたすら演習期
直前予想模試で演習をしました。そして、もちろん大事なのは復習◎
解けない問題を無くすイメージで、問題を見たら考える間も無く解けるようにしていました
特にややこしい数字を問われる問題をチェックしていました
いよいよ試験当日!
これまで、問題演習を繰り返してきたおかげで、自分が間違えやすい問題を把握できていたので、行きの電車や試験会場に着いてからその部分を復習していました。
間違えやすい部分のまとめノートを作っておくと、復習もしやすく、試験当日の荷物も減るのでオススメです!
また、FP3級の試験は午前に学科試験、午後に実技試験があり、学科試験・実技試験間の時間がかなり空くので、休憩時間に実技試験の復習をしていました。
オススメ勉強法
FP3級試験の私のおすすめの勉強法は「インプット→アウトプットの繰り返し」です。
いかに法令や制度について理解し、暗記しているかが重要になるので、まずは暗記し、それをきちんと思い出せることが必要になります。
勉強の際に注意することは、試験範囲の全内容を覚えてから、問題集を解くことはしないということです。
過去の知識はどんどん抜けていってしまうので、1セクション終われば、問題を解き、復習することを繰り返していました。
FP3級に合格するために必要なこと
ここまで、私のFP3級受験の体験をもとに、おすすめの参考書、勉強法についてご紹介しました。
合格のために必要なことは
「インプット→アウトプットの繰り返し」
です。
FP3級を受験される方の参考になれば幸いです。
これまで読んでいただきありがとうございました!